診療案内(小児の方は小児科受診をおすすめしています)

診療科目

内科
高血圧症、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症(痛風)、慢性胃炎、逆流性食道炎、不眠症

高血圧症

高血圧症は二次性高血圧症といい高血圧症の原因が特定できるものもあります。血圧が高いと初めて指摘された場合や複数の降圧剤治療が必要な患者さんは一度検査をすることが望ましいのでご相談ください。
血圧の薬は一度飲み始めるとずっと飲み続けなければならないと誤解されているのかなと思われる方も時折みかけますが、一概にはそうとは言えません。血圧は季節や生活環境の改善によっては減量または中止も可能です。
高い血圧を放っておくのは危険ですが生活環境の改善により薬を減量できるようにしていきましょう。
健診や診察時のみ血圧の高い方もいらっしゃいますので自宅での血圧測定も大切です。
健診で血圧が高いと指摘された方は一度ご相談ください。
加療中の方で当院での継続加療などもお受けいたします。その際は現在内服中の薬の分かるものを持参ください。

糖尿病

糖尿病は初期は自覚症状の少ない病気ですが、しっかりとした治療をしないと長期的には目が見えにくくなったり腎臓が悪くなってしまいます。健診で指摘されましたら治療の介入が必要な状態か内科で相談しましょう。適切な治療サポートにより病気の進行を抑制できます。
加療中の方で当院での継続加療などもお受けいたします。その際は現在内服中の薬の分かるものを持参ください。

高脂血症

高脂血症は年齢・喫煙習慣の有無・合併症によりどの数値を目標にするか人それぞれです。
放っておくと動脈硬化が進み血管が細くなるリスクがあります。健診で指摘されましたら治療の介入が必要な状態か内科で相談しましょう。
加療中の方で当院での継続加療などもお受けいたします。その際は現在内服中の薬の分かるものを持参ください。

高尿酸血症

痛風になったことのある方は特に適切な治療で尿酸値をコントロールして痛風発作を予防していくことが大切ですが、腎臓機能の低下のリスクにもなることが指摘されていますので痛風発作になった事のない方もしっかりと治療していきましょう。食事で改善することも多いのでまずは食事に気を付けて改善していきましょう。
加療中の方で当院での継続加療などもお受けいたします。その際は現在内服中の薬の分かるものを持参ください。

健診で異常指摘された方

・高血圧:血圧が高いと指摘された方、健診施設や病院で測定する時に血圧が高くなってしまう白衣高血圧というものもあるので自宅での血圧測定をしてから受診をする事をお勧めしますが、直接相談に来ていただいても構いません。

・糖尿病:血糖値やHbA1cが高いと指摘された方、間食を控えるなどご自身でできる範囲の食生活の改善や運動を取り入れて再検査に来られると効率的ですが、まずは相談に来ていただいても構いません。

・高脂血症:コレステロールが高いと指摘された方、間食や食事内容を見直して再検査に来られると効率的ですが、まずは相談に来ていただいても構いません。

・高尿酸血症:食生活はもちろんですが、健診時の水分不足で高くなることもあるのでしっかり水分をとって再検査に来てください。

・腎機能障害:腎機能の低下を指摘された方、以前の検査結果との比較も重要になるため当年度以外の健診結果もお持ちでしたらご持参いただけると参考になります。また、普段より薬を飲まれている方はお薬手帳など薬の内服の履歴が分かるものもお持ちいただけますと参考になります。お持ちでない場合は当年度の健診結果のみの持参でも構いません。

・尿蛋白:再検査を行いますので尿検査を行うのでそのつもりで来院ください。

・肝機能検査異常:画像評価が必要な事がありますので消化器内科への受診をお勧めします。

・胸部レントゲンでの異常影:呼吸器内科やCT設備のある病院への受診をお勧めします。

・便潜血陽性:当院では内視鏡検査は行っていないので消化器内科への受診をお勧めします。

 

アレルギー科
花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息。皮膚の症状の方は皮膚科を受診ください。

花粉症

ガイドラインに従って治療を行います。使い慣れて体に合っている薬がある場合は商品名を伝えてください。
状況・希望に応じて原因抗原を特定する血液検査を行うことが可能です。原因の花粉が特定されることでマスク着用の季節のタイミングや治療の必要な時期が想定できます。
効果の強いものか、眠くならない薬希望か、1日1回か2回かなどを相談の上でお薬を処方します。必要に応じて点鼻薬・点眼薬も処方します。

アレルギー検査

花粉症・アレルギー性鼻炎・喘息などの原因を探すために血液検査で食物・花粉・環境(ダニ、ハウスダスト、イヌ、ネコなど)に対するアレルギー反応の強さを検査します。血液検査ですが食事をしてきても大丈夫です。

気管支喘息

ガイドラインに従って治療を行います。使い慣れている吸入薬や使用されている内服薬がある場合は商品名を伝えてください。
近年、吸入ステロイドやロイコトリエン拮抗剤などにより症状を抑える事が可能となりました。
また、吸入器も2種類・3種類の薬が一つの吸入器で1回または2回の吸入で済むようにもなりました。

腎臓内科
むくみ、蛋白尿、血尿、腎機能低下、腎機能障害

蛋白尿・腎機能異常

腎臓は様々な要因で障害されてしまうデリケートな臓器です。高血圧・糖尿病・高尿酸血症によるものもあれば他の疾患の治療のための薬剤により起こるものもあります。腎臓はむくみといった症状がでるものもありますが、症状がないものもあります。腎臓はあまり有効な治療が少ない病気ですが、中には検査をすることで診断された病気によって治療が可能または最小限のダメージで済むこともあります。また、腎臓に対する負荷を減らす治療をすることで進行を遅らせられる可能性もあります。健診で蛋白尿や腎機能の異常を指摘された場合は早期に受診することをお勧めします。

腎機能障害・透析患者さんへ

腎機能の低下されている患者さんは薬の用量の調節が必要な場合が多いです。特に飲み薬を処方してもらう時は注意をしてください。
透析患者さんは普段とは違う医療機関を受診するところの医師に透析していることを伝えてください。透析には至っていないけれど腎臓が悪いと言われている方は最近の血液検査データを見せるようにしてください。

 


診療時間

受付は午前は9時~11時45分、午後は14時30分~17時30分です
休診日:木曜、日曜、祝祭日
    夏季休み、年末年始休み、学会参加や医師会活動などによる臨時休診あります